光と影!

大阪市の博物館関連の撮影をさせていただいたご縁でフェルメール展の招待状をいただいたのでスタジオ皆で大阪市立美術館へ見に行ってきました。

平日の午前中にも関わらず大勢の人で賑わっていて、人気が高い。

フェルメールの作品自体は6点なのですが他の作家と比較もできて良かったです。
それに音声ガイドが石原さとみというのもナイスですね。

フェルメールといえば、陰影を表現して描く、光の魔術師と言われるそうです。

美術館で絵画を見ながら BOSSの写真講義になりました。
1枚の絵の中で光の強弱が何段階にも分けて描かれていて
窓から直接入る光が一番強いとすると、それが反射する壁やカーテンでディフーズして入る光、床の明るさと何段階にも違う光の違いを描いています。
 
ここは1段落ち、床は2段落ち、壁は2/3落ちに人物のシャドウ部分は1.5段落ちなどと解説してくれました。
そして”君らは多灯ライティングしてもカットができてないからこんなライティングができないんや!その情景を見たら大体ライトの段差がわかるべきなんや。”と言われました。

そうすることによって人物が浮き上がってくる。
フェルメールの絵も人物に目が行くのもその微妙な陰影を表現しているからなのでしょうね。
最近デジタルですぐ見れてしまうのでついつい見た目でしてしまいますが、フィルムの時代のようにライトメーターでもっと細かく計算して光を使い分けないといけないな〜と絵を見ながら思いました。

それからフェルメールの絵はまじかで見ると輪郭もボケていて、どこにもピントがシャープに合っていない気がします。でも引いて見るとハッキリと浮かび上がってくる。

他の画家はシャープで彩度も強く近くで見てもハッキリしているけど、引いて見ると少し
強くリアルさがない。その違いがフェルメールの絵が目で見たままの情景に近く思うのかもしれないですね。

少し前までは例えばニコンは実際の色とか中間色が出てキャノンはパキッと見た目より青い空だったりして、好みで別れていましたが最近は全体にデジタルっぽく、シャープでパキパキに発色のいい感じになってきていいる感じがします。

ニコンもDシリーズはフィルムっぽい感じが残っていたのでやはりそっちが良かったな〜
とZ7を使ってちょっと思いました。

あくまで私の感想と好み。

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