私は普段、企業広告や商品撮影を仕事にしています。 その一方で、**「いまをのこすプロジェクト」**という活動も続けています。 乳がんと向き合う方が、手術前のご自身の姿を写真として残すプロジェクトです。 将来、乳房再建を選択されたとき、その方らしさを取り戻すための大切な記録にもなればという思いを込めて撮影しています。
▶ 「いまをのこすプロジェクト」についてはこちら
https://imaonocosu.wixsite.com/leavenow
先日、「いまをのこすプロジェクト」で撮影させていただいた方から、とても嬉しいご報告をいただきました。昨年、乳がんの手術前に撮影をさせていただいた方です。
「昨年撮影でお世話になりました。今月、乳房再建手術いたしました。
今回、形成外科の先生とのやり取りの中で、撮影していただいた写真が本当に役立ちました。担当医に「全摘手術の前に撮影した写真があります」とお伝えしたところ
「形成手術の参考にしたいので、よかったら見せてください」と言われ、手術当日に印刷して持参しました。
そして今日、再建後の傷口を初めて自分の目で見たのですが、本当に元の胸に近い形に再現してくださっていて、とても感動しました。
これからシリコンへの入れ替え手術、乳輪・乳頭の再建と、約1年半かけて少しずつ進んでいく予定です。まだ道のりは長いですが、皆さんに撮影していただいた写真があったおかげで、この先のQOL(生活の質)は大きく向上すると感じています。
退院すると日常生活に戻り、また慌ただしくなってしまいそうなので、まずは感謝の気持ちをお伝えしたく、このタイミングでご連絡させていただきました。本当にありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています!
あの時、覚悟を決めて撮影に行った自分を、一生かけて褒めたいと思います!
このプロジェクトで残したいもの
「いまをのこすプロジェクト」は、乳がんと向き合う方の「今」を写真として残す活動です。もちろん、写真にはその時の想いや表情、人生の節目を残すという大きな意味があります。しかし、この活動を始めた当初から、もう一つ大切にしていたことがあります。
それは、もし将来、乳房再建を選択されたとき、その方らしさを取り戻すための記録として写真を残すことです。
今回、「写真が形成手術の参考になりました」というご報告をいただき、この活動のもう一つの役割を改めて実感しました。
正面だけではなく、「この角度も残しておこう」「こちらからも撮影しておこう」そんなことをこれまで以上に意識しながら、一枚一枚を残していきたいと思います。
その写真が、数か月後、あるいは数年後の安心につながるかもしれないからです。
一枚の写真が、未来を支える力になる
写真は、その瞬間を残すものだと思われがちです。でも今回、私は「写真は未来のためにも残すものなのだ」と改めて感じました。一枚の写真が、医療の現場で役立ち、ご本人の安心につながり、その後の人生の支えになる。
写真には、そんな力もあるのだと教えていただきました。
この大切なご報告を届けてくださったことに、心から感謝しています。
そして、これからも必要としてくださる方のために、一枚一枚を大切に撮影していきたいと思います。
投稿 「写真が、乳房再建手術に役立ちました」――撮影した一枚が未来につながったご報告 は alarossa_nakayama eriko に最初に表示されました。
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