弘法筆も選ばないといけない時代。

先日のトークショーでもお題になりました。

カメラマンに見積を出した時に、金額にびっくりすることがあるんです(会場笑い)。責めているわけじゃなくて……写真の値段の正当性を教えていただけたらと

なんて質問が出ました。

最近ではそんな高いギャラは無いですが、バブル世代の BOSSの時代は1回の撮影で3桁だったと昔話として聞いています。

ほとんどのカメラマン外車乗ってたで〜なんて事も質問もありました





>たとえばモデル撮影で言うと、ポーズの合間にシャッターを切れるかどうかがすごく重要です。決まったポーズだけ撮っても躍動感が出ません。だからカメラはもちろん、ストロボもそれなりのスペックのものが必要です。
機材にすごく投資しないといけないんです〜ゆるしてください!と答えました。


デジタルになってからデジタルカメラは消耗品だしカメラの機能は上がっていく、PCのスペックも年々あげないといけなくなり、さらに動画対応もしていくと本当に必要なものがいっぱいです。

弘法だって現在では筆が古かったら時代に遅れるのです・・・弘法とはおこがましいですが。

でも私はスタジオに豊富な機材があり恵まれていると思います。

今回はスタジオに2セット必要でさらにスケジュール上、東京での撮影用の機材を同日に送らなければいけないのですが、それに対応できるぐらいの機材があるという事に感謝です。

もし無ければ、撮影が終わった後にレンタルしに行ったりという事になりますが
そのお店の閉店時間に間に合わないとか走り回る事になります。

恵まれているのですが、それでもあれがあったらいいな〜これがあったらな〜と欲は尽きません。


中山






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