撮影で。

倉敷に行ってきました。長文になりますが、エピソードがたくさんあります。


撮影の間に2時間ほどあき時間ができたので、倉敷の美観地区に行ってみる事にしました。
BOSSと中山さんは10年前くらいに美観地区へ行った事があって、川沿いにおもしろい絵描きさんがいるでと。その絵描きさんは、観光客の似顔絵描いている人なのですが、周りにお客さん(修学旅行の子ら)があつまると、おもむろに携帯電話を取り出し、300万出されても絵は描かへんでー。お金じゃないねん。と話し出すのです。
そんな人に会ってみたいと探したのですが、見つかりません。絵描きさんがいたと思う場所でお店を開いていたおじさんに聞いてみました。
すると、だいぶ前になるけど、亡くなったと。アル中になって、警察のお世話になり、こんどはスプレーで絵を描く様になり、シンナー中毒になりました。そして悲しい事に最期はシンナーの缶に顔をつっこんで息絶えたということでした。
お昼に聞く話にしては衝撃的でした。
ちょっと悲しい気分で路地を散策していると、倉敷の江戸時代の壁(格子模様の壁)が残っている所がありました。BOSSがさのちゃんそこに立って。写真撮ってあげると言うと、背後から急に大きな声がしました。
そこ違う!そこと違う!立つ位置はここやで。そして、良いカメラ持っているのだから、ここから撮らなくちゃ。ここですよ、ここですよ。BOSSがカメラを構えると、もっと右!右!(レンズ何㎜か知っているのかな?笑)。
はいはい。ここですね。BOSS曰く普通の写真やな。
さのちゃん歩いてごらんといいながらシャッターを押した。
写真をおばちゃんに見せると、あー良い写真やね。とにっこり。いいカメラは違うな。と一言!!!
おばちゃんはなかなか離れてくれません。私達は全速力で走ってにげました。あー恐ろしや。
カメラのストラップにプロフェッショナルとかいているのに。。
美観地区は行くたびにおもしろい事が起こるところです。説明員が各所にいるので要注意です。
文/さの

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